品質改善の現場から 第9回 仕組みで品質を作る
品質改善というと、
・検査を厳しくする
・ダブルチェックにする
・最終検査で不良を見つける
という対策を思い浮かべることがあります。
良品をお客様に流出させないためには、最終検査は大切です。
しかし、本当に目指すべき姿は、
「検査で選別すること」ではなく、「工程で良品を作り込むこと」です。
そのためには、まず工程で「何をしているのか」を明確にする必要があります。
工程作業を
(1) ラックから取り出す
(2) 加工する
(3) 判定基準で仕上がりを判断する
(4) ラックに戻す
というように分解して整理しました。
作業を明確にすることで、
・教育しやすくなる
・担当変更しやすくなる
・抜け漏れを防げる
・属人化を防止できる
ようになります。
品質管理とは、誰が作業しても同じ品質になる仕組みを作ることです。
派手な改善ではありませんが、
品質改善とは、「人に頼る」から「仕組みで支える」へ変えていく活動です。

