品質改善の現場から 第7回 始めてから育てる
品質改善を始めようとすると、
「手順書を完璧に作ってから」
「記録様式をきちんと決めてから」
「すべて整理してから」
と思いがちです。
しかし、実際には準備に時間をかけ過ぎて、何も始まらないことも少なくありません。
先日の活動では、作業のやり方や出荷検査の記録方法を議論しました。
そこで重視したのは、
「最初から完璧を目指さないこと」
で、こんなことです。
・必要最小限の項目から始める。
・手順書も簡単な形で作る。
・実際に使いながら、後から追加や修正をしていく。
品質改善では、
「完成してから始める」
よりも、
「始めてから育てる」
という考え方の方が、現場には合っているように感じます。
手順書も記録様式も、最初から100点を目指す必要はありません。
完璧を求めるために止まってしまうより、まず、一歩踏み出して少しずつ良くしていく。
品質改善そのものも、PDCAを回しながら育てていくものなのだと改めて感じました。

